
なぜ高所に設置されたヒーターが故障してしまうのか
実は、ほとんどの高所用赤外線ヒーターが故障するのは、ヒーター本体の発熱素子が壊れるからではありません。原因は通常、配線部分です。
考えてみてください。ヒーターを20~30フィートも高い場所に設置すると、熱はその場所に留まります。そして、電気接続部付近に溜まってしまいます。もし密封処理が不十分だと、酸素や湿気がその接続部に入り込みます。そうすると絶縁体が割れ、配線が短絡し、結果的にヒーターが使えなくなってしまいます。
ゆっくりと進行する劣化
一般的な密封材には、安価な接着剤やシール材が使われています。しかし、高所という環境では、これらの材料は時間とともに硬化してしまいます。そして収縮してしまいます。
密封が破れると、銅製の配線が酸化し始めます。これにより抵抗が生じ、さらに多くの熱が発生します。これは悪循環です。気がつく頃には、接続部が溶けてしまったり、ブレーカーが作動してしまったりして、全体の機能が停止してしまいます。
細部の違い
多くの一般的なヒーターは、市販のガスケットを使っただけで済ませています。しかし私たちは少し違った方法を採用しています。
私たちは、クォーツやセラミックチューブと同じ割合で伸縮する特殊な封止剤や補強管を使用しています。そうすることで、ヒーターの温度が氷点下から500℃まで変動しても、密封がしっかりと保たれます。
私たちは、すべての部分を密閉状態に保つために、密封処理を配線工程の中に組み込んでいます。正直、誰も、本来正常に動くはずの装置を修理するために週末を費やしたくはないでしょう。
取り付け時のヒント
一つだけ注意点があります。私たちの密封処理がしっかりしているため、配線が少し硬くなっています。ですから、配線を無理やり狭いスペースに押し込むように曲げないでください。そうすると、内部の密封部分に大きな負荷がかかります。
配線には十分な余裕を与えてください。ブラケットには自然な屈曲のスペースと十分な隙間があるようにしてください。配線に負担をかけずにおけば、ヒーターは長期間安定して動き続けます。